サッカーをしていて「なんか最近調子悪いな」なんていう日ありますよね。
こんな話を先に紹介します。
責任感の強いキャプテンの話
大学4年生になったばかりのたいせい君。彼はとても責任感が強くて、人のために頑張れて、人望のあるサッカー部のキャプテンです。彼は、卒業後もサッカーを続けたかったので、就活はせずに卒業後のチームを探している状態でした。彼はこんなことに悩んでいたんです。
- 調子が悪いのがずっと続いている
- 調子が悪いけど原因が分からない
- 結果が出ずに焦っている
- サッカーがあまり楽しく無くなってきた
もしあなたも、このような悩みを持っているのならこの記事は必ず役に立ちます。このスランプを抜け出して、目標達成のために再出発できたら、サッカーも楽しくなりますよね。
目次
サッカーの調子が悪い時は「今できること」をやる
結論からいうと調子が悪い時の対応策は、「今できることをやる」です。
「なんだよそんなことかよ」と思いますよね?
でもほんとにこれなんです。
できなかったことばかりに目を向けすぎていないか
今調子が悪い状況で、できなかったことばかりに目を向けていませんか。達成したい目標があって、それに向けて努力をしているのに、なかなか結果がでない。思い通りにいかない。このままじゃやばいと焦る。
そうなると、だめだったことに落ち込んで目標から遠ざかった気分になってしまいますよね。
でも考えてみてください。このままできなかったことに、落ち込んで「今できること」さえもできなくなってしまったら、どんどん目標から離れてしまうんです。
そもそも目標から遠ざかってはいない
そもそも、今日ダメだったり、ずっとダメな状況が続いていたりすることは、目標から遠ざかっているのでしょうか。
違いますよね。
調子が悪い中でも、できることをすれば目標には少しずつ近づいているんです。
そこで何もしないことがマイナスです。
理想を求めすぎるとやるべきことができなくなる
毎日スーパープレーを見て、「こんなプレーがしたい」と考えますよね。
でも、理想を求めすぎてはいけません。
「やりたいこと」と「できること」の棲み分けができていないと、できなかったことに対して落ち込んでしまいます。
できないことができるようになるには、できることを積み重ねるしか方法はありません。
「理想」のために「現実」と向き合う
多くの人はやりたいことばかりに目を向けてしまいます。なぜなら、今の自分と向き合うということは怖いことだから。
自分の弱みや欠点が明確になるからみんな怖いんです。
「あんな自分になりたい」
「俺はこうしたい」
そういった「理想」を口にすることは誰でもできます。
でも、そのために「現状」と向き合うことが絶対的に必要なんです。
結果はついてくるもの
結果がなかなかでないと正直焦りますよね。例えば、今シーズンリーグ戦二桁得点を目標としているのに、前期調子が上がらず1点しか取れなかったとか。
めちゃくちゃ焦りますよね。そこで、「できること」が見えなくなって諦めてしまう。
こうなると本当に、もったいないです。
結果が大事なのは間違いないです。でも、結果はついてくるもの。 「今できること」とちゃんと向き合ってトレーニングを積めば、結果はついてきます。
調子が悪い時は、「今できること」と向き合う。
まとめると
- 落ち込んでいる時間もできることから
- 「理想の景色は常に現状から」
- 焦らずに「目の前のこと」と向き合う
それでもうまくいかない人は
- 落ち込みながらもできることはやった
- それでも調子が全然もどらない
こんな感じで、日々の「結果」に左右されずに、できることをやったという人でも、全然調子が戻らないという人は絶対いると思います。
「去年までできたことができない。」
これって相当きついことですよね。
こういう人っておそらく「焦り」を感じていますよね。
じゃあどうすれば考えすぎずにプレーできるのか。
サッカー選手の調子が悪い原因の一つ「焦り」を感じてしまう時は?
「今できること」と向き合っているのに、やっぱり調子が上がらない。本来できるはずのプレーができないということは、やはりメンタル状態が良くないということです。
いざ頑張ろうという気持ちがあってもやっぱりどこかに負の感情がありますよね。
「このまま結果が出なかったら」とか
「周りは結果を出しているのに自分は無理なのか」とか
そこで、僕なりにこの「焦り」を感じてしまう時のマインドを考えました。
「焦り」を感じてしまう時は?
- ①:闘争心を全面にだす
- ②:自分を誇る
- ③:焦りはエネルギーだと認識する
①:闘争心を全面にだす
焦っているといことは、不安を感じている。
いわば、負の感情ですよね。
他人と比較して、自分はだめなのかと思ってしまう。
「なので比較はやめましょう」と多くの人はいいます。
でも、それって無理じゃないですか?
どうしても周りに結果を出している人、自分より優れた部分を持っている人が目に見えてしまうので。
だからこそ、「こいつに最後は絶対負けない」という闘争心が大事です。
目の前の勝負にこだわってみる
焦りを感じている時は、自分の調子のことばかり考えてしまいます。
なので、まずは目の前の勝負にこだわってみてください。
- 練習でのちょっとした勝負
- 練習でのミニゲーム
- 紅白戦
日頃から勝負にこだわる癖をつけてください。
そうすれば、焦っていることは忘れて、「絶対に勝つ」という強い意思が勝ちます。
②:自分を誇る
なかなかうまくいかずに落ち込んでしまう今の状況は、あなたが行動した結果であることは間違いありません。
これだけうまくいかない状況ができたのは、あなたが本気で努力しようとした結果だと思います。だからまずは、自分自身を誇るべき。
いい加減にサッカーをしていたら、これだけ悩むことはできません。
比較がやめられないあなたが唯一勝っていること
自分より結果を出している人が、あなたをばかにしてくることもあるでしょう。
そういう人と比較をして「自分はだめなのか」と思ってしまうこともあるでしょう。
でも、一つだけ言えることがあります。
あなたより、本気になって失敗をした人はいない。
他のどんな部分で負けていたとしても、あなたより失敗した人はいません。
だからこそ、そこを誇るべき。
そして、この失敗を乗り越えて最後あなたは成功します。
③:焦りはエネルギーだと認識する
ここまで、「闘争心を出す」「自分を誇る」とお伝えしてきました。
気づいた人もいるかもしれませんが、実は焦りなどの負の感情ははあなたのエネルギーになるんです。負の感情っていっぱいありますよね。
- 不安
- 怒り
- 孤独
- 恥
- イライラ
- 悔しさ
- だるい
まだまだ他にもありますが、これって一見パフォーマンスを悪くしうる要因になります。でも、これらの負の感情はエネルギーになります。
結局は自分との勝負
「自分との勝負」という言葉、よく聞きますよね。
「お前はまず自分と向き合えよ」と僕自身かなり言われてきました。
じゃあ、どこで自分との勝負があるのか。
そう考えた時に、負の感情をエネルギーにするときが自分との勝負だと思います。
「試合に負けて悔しいから頑張る」
「あいつに言われてむかつくから頑張る」
「だるいけど負けたくないからやる」
負の感情をエネルギーにすることができたとき、あなたは自分との勝負に勝ったと言えます。
悔しさはエネルギーになりやすい
僕の経験上、悔しさはエネルギーになりやすいです。
- 過去の泣くほど悔しかったこと
- 過去の大きな失敗
- 今の情けない自分
過去のことだったり、今を変えられるのは、「これからの行動」ですよね。
失敗するたびに、「なにくそ」という気持ちをエネルギーにしてみてください。
あなたは今までそうやってきたはず
じつは、調子が悪い状況をあなたはこれまで何度も乗り越えてきました。
忘れているかもしれませんが、何度も立ち上がってきました。
どんなに苦しい状況でも、あなたは考えて、工夫して、問題を打ち破ってきました。
今の調子が悪い状況もあなたなら必ず乗り越えることができます。
焦りを感じてしまう時のマインドを最後にもう一度
- 闘争心を全面的にだす
- 自分を誇る
- 焦りはエネルギーになる
ということで、今回はサッカーの調子が悪い、なかなか調子が上がらない方に向けて書いてみました。最後まで読んで頂きありがとうございます。