サッカー選手にとって重要な体づくり。
その上でたんぱく質摂取が必須なのは、ご存じだと思います。
プロテインは、トレーニング前後に効率的にたんぱく質を摂取できます。
しかし、最近は多くのメーカーがプロテインを販売しており、どれを買えばいいのか分からないですよね。結局は安さに惑わされて品質の悪いプロテインを買ってしまっていませんか。
今回は、サッカー選手におすすめのプロテインベスト7をご紹介します。価格が極端に高かったり、買いづらいプロテインはもちろん紹介しません。
この記事で分かること
- プロテインを買うときの基準を理解できる
- サッカー選手がどんなプロテインを買えばいいのか理解できる
目次
サッカー選手がプロテインを選ぶ3つの基準
身体をでかくするなら美味しさだけでプロテインを選ぶのはナンセンスです。
プロテインを紹介する前に、サッカー選手がプロテインを選ぶ3つの基準について紹介します。
この3つの基準だけ覚えておいてください。
- その①:成分評価
- その②:タンパク質含有率
- その③:美味しさ、飲みやすさ
その①:成分評価
具体的にどんなものが含まれていればいいのか。サッカー選手というのは強度の高い練習を毎日行なっています。これってどんな状態だと思いますか。
練習後のサッカー選手の状態
- 疲労が溜まりやすい
- 体調が乱れすい
- 発汗量が多い
つまり、練習後に効率的な栄養補給が求められます。そのためには、たんぱく質以外の成分が必要。
効率的なたんぱく質摂取を助ける栄養素
- ビタミンB群
- その他ビタミン・ミネラル
ビタミンB群はとった栄養がエネルギーになるのを助けます。特にビタミンB6は取ったたんぱく質が筋肉になるのを助けてくれるので重要です。
その他ビタミン、ミネラルも疲れた筋肉や細胞を正常に回復させる役割を持ちます。
その②:たんぱく質含有率
たんぱく質含有率は成分評価に入りますが、重要だと思って独立させました。
そもそも、たんぱく質含有率ってなんでしょう。
たんぱく質含有率とは
摂取したプロテインの中に含まれるたんぱく質の量のこと。つまり、この値が大きければ大きいほど、効率的なたんぱく質摂取が可能であるということです。
簡単にいうと、20gのプロテインを摂取したとき、たんぱく質は10gよりも15gとれたほうがいいですよねという話です。
その③:おいしさ、飲みやすさ、コスパ
いくらプロテインの成分が良くても、美味しくなければ続けられませんよね。僕自身成分だけで選んでしまったことがありますが、続きませんでした。
飲みやすさやコスパも無視できません。プロテインの中には、トロってしているもの、ぱさぱさしているものなど口の中での感じ方や喉越しも違います。
「買わないと分からないじゃん」という方、安心してください
これから紹介するプロテインは僕が実際に飲んでみて、ある程度おいしいものをご紹介します。また、学生の方も多いと思いますので、価格的には高すぎない、できるだけコスパの高いものを厳選しました。
サッカー選手におすすめのプロテインベスト7
下記の通り。
1位:Kentaiパワーボディ100%ホエイプロテイン
kentaiパワーボディ100%ホエイプロテインは、栄養成分を見ても一番バランスの取れたプロテイン。たんぱく質は20gあたり14.7g取ることができて、その他の栄養素もバランス良く配合されています。味は、マイルド なミルクチョコ。溶けやすくて、飲みやすいです。
練習後のサッカー選手にぴったりの成分
中でも、注目したいのがミネラル類とビタミンE。ketaiパワーボディ100%ホエイプロテインは、アスリートが不足しやすいマグネシウム・カルシウムが多く配合されています。激しい練習をすると、汗をかいてミネラルが不足してしまいます。
マグネシウムやカルシウムなどのミネラルには体のコンディションを整える役割があります。また、ビタミンEは運動によって発生した活性酸素を消去する抗酸化作用を持ちます。運動後の回復&筋肉量を増やすのに最適なプロテインです。
こんな人におすすめ
- まんべんなく栄養を取りたい
- 練習の強度が非常に高く疲れやすい
2位:DNSホエイプロテイン インビタミン
DNAホエイプロテイン インビタミンはたんぱく質が20gあたり13.9g配合されている上に、ビタミンの配合量が多いのが特徴です。甘すぎない、大人な感じのミルクチョコ味でした。
野菜たべれないけど、プロテインなら
たんぱく質と相性が良い6種のビタミンB群が多く、体調維持に欠かせないビタミンCも配合。ビタミンB群が多く配合されているので、糖質・脂質・たんぱく質が効率よく代謝されるのを助けてくれます。たんぱく質量は他のプロテインと比較しても平均的ですが、ビタミンの配合量がずば抜けています。
DNSからは通常のホエイプロテイン、ホエイ100もでていますが、そちらはたんぱく質以外の成分が微妙なので、もし買うならこちらのプロテインがおすすめです。とにかくビタミンが高配合なので、食事前後に摂ってもいいかもしれません。
こんな人におすすめ
- 普段の食事でビタミンが不足している
- 野菜嫌い・食べない
- 効率的にからだをでかくしたい
3位:SAVASホエイプロテイン100
SAVASのホエイプロテイン100は、20gあたりのたんぱく質14gと標準的な量です。たんぱく質含有率も71%と普通ですね。ビタミンB群とビタミンCが配合されていて万能な印象。味はほんの少し酸味を感じるチョコレート。若干とろっとしている感じがあります。(水が少なかっただけかも)
誰もが知っている定番万能プロテイン
業界大手というと、なんとなく安心感もありますよね。業界の中で多く売れているプロテインということは、多くのデータからフィードバックを得ることができています。つまり、品質が高い。誰が聞いてもわかるメーカーというのは、信頼度も高いです。
こんな人におすすめ
- はじめてプロテインを飲む
- 飲みやすさを大事にする
4位:SAVASアクアプロテイン100
SAVASアクアプロテインは20gあたりのたんぱく質が14.2と標準的な量です。このプロテインはWPI製法(たんぱく質から余分な成分を分離させる製法)で作られているので通常のプロテインとは少し違います。
牛乳由来の乳糖という成分を取り除いているので、脂質が少なく、牛乳などでお腹を崩しやすい人でも飲めると思います。味は、スポーツドリンクのようにさっぱりしています。
スポーツドリンクのように飲める
このプロテインのなによりの売りは、さっぱりしていておいしいところ。スポーツドリンクのような感覚で飲めるので、運動後でもごくごく飲めます。クエン酸が少し配合されていて疲労回復に効果的。おすすめの飲み方は、シェイクしたあとしばらく置いてから飲むこと。このプロテインは振ると泡が多くなるので、少しの間寝かせることで泡が減ります。
こんな人におすすめ
- スポーツドリンクのように美味しく飲みたい
- 運動後に普通のプロテインはちょっと入らない
- 太りたくないので脂質はなるべく避けたい
5位:SAURUSホエイプロテイン
サッカー日本代表長友佑都選手がアンバサダーを務めるsaurusのホエイプロテイン。トップアスリート向けのプロテインです。タンパク質は20gあたり14.0g。ビタミン群が多いです。
アスリート向けのビタミン志向
成分的には、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEが多く配合されています。特にビタミンEには抗酸化作用があるので、激しい練習のあと、活性酸素による害を防いでくれます。というのも運動をすると、体内で活性酸素が発生し、抗酸化物質により除去されます。
通常であれば、抗酸化能力が亢進して、体は酸化されにくい体になっていきます。しかし、激しい運動により活性酸素の量が抗酸化物質の量を超えると、身体の細胞は傷つけられ酸化ストレスが生じてしまいます。これを防いでくれるのがビタミンEなんです。
こんな人におすすめ
- トップアスリート向けのものを飲みたい
- 練習後疲れやすいかも
6位:beLEGENDホエイプロテイン
beLEGEND ホエイプロテインはたんぱく質が20gあたり14.6g。ビタミン群はビタミンB6とビタミンCが配合されていて、必要最低限の栄養素を揃えています。僕は激うまチョコ味を飲んだのですが、甘すぎないチョコレートの風味でした。少しとろっとした感じ。ビーレジェンドのプロテインは振った時に泡が少しだけ多いという印象があります。
味が豊富で選びやすい
ビーレジェンドのホエイプロテインは、とにかく味が豊富。ビーレジェンドのホエイプロテインの味は12種類以上あります。激うまチョコ味や、べりべりべりー、そんなバナナ味など、キャッチーな味の名前も特徴です。色々な味を試しながら自分に合ったプロテインを選べことができます。他社のプロテインをみても、ここまで豊富な種類はありません。たんぱく質以外の栄養素は、ビタミンB6とビタミンCが配合されていて、必要最低限という感じ。
こんな人におすすめ
- 間食としてプロテインを飲みたい
- 色々な味から自分にあったものを選びたい
7位:マイプロテイン Impact ホエイプロテイン
マイプロテイン Impact ホエイプロテインは20gあたりたんぱく質が15gと一般的な量です。しかし、その他の栄養成分は期待できません。完全に「たんぱく質摂取」だけを目的としてプロテインです。マイプロテインという会社はイギリス発祥のメーカーです。マイプロテインはイギリスから販売業者を介さずに販売しているので、とんでもなく安いです。(現在は円高の影響を受けていて高い)
安くて、スイーツのように甘い
マイプロテインのプロテインはとにかく甘いです。僕自身、ナチュラルチョコレート味というのを飲んでいたのですがかなり甘い。たんぱく質含有率は75%とまあまあな感じなのですが、その他栄養素が配合されていないため、運動後のアスリートにはあまりおすすめできません。おやつとしてだったらありかも。摂取できないビタミンやミネラルはサプリメントと一緒に飲むことで解決しそうですね。
こんな人におすすめ
- とりあえず、プロテインを飲む習慣を作りたい
- 甘いのじゃないと飲めない
まとめ
まとめると以下の通り。
プロテインを選ぶときの3つの基準
- その①:成分評価
- その②:タンパク質含有率
- その③:美味しさ、飲みやすさ
サッカー選手におすすめしたいプロテインベスト7
- 1位:Kentai パワーボディ100%ホエイプロテイン
- 2位:DNSホエイプロテインインビタミン
- 3位:SAVASホエイプロテイン100
- 4位:SAVASアクアプロテイン
- 5位:saurusホエイプロテイン
- 6位:beLEGENDホエイプロテイン
- 7位:Myprotein ホエイプロテイン
以上のプロテインがサッカー選手におすすめのプロテインです。「何を買えばいいのか分からない」という方はまずは今回紹介した7つのプロテインを試してみてください。
自分の用途に合わせて、選ぶのがおすすめです。体づくりなのか、疲労回復なのか、目的に合わせてプロテインを選ぶことができれば、効率的な栄養摂取が可能になります。