- 「寝る前スマホ」を止める方法を知りたい
- 悪いのはわかっているけど「寝る前スマホ」がやめられない
- 睡眠の質を高めたい
こんな悩みを解決します。
朝起きると目覚めが悪くて、「昨日あんなにスマホをいじらなければよかった」と後悔することが多かったです。
今回は
- 「寝る前スマホ」がダメな理由
- なんでやめられないのか
- 「寝る前スマホ」を完全に止める方法
を解説していきます。
本記事を読めば、「寝る前スマホ」がなければ本来できるはずの「良い睡眠」をとることができ、パフォーマンスアップにも繋がります。
正直、簡単に「寝る前スマホ」を止めることは厳しいです。
ただ、できる限り ”簡単” に ”確実” に「寝る前スマホ」を止める方法なのでぜひ最後まで読んで一緒に睡眠の質を高めましょう。
目次
もうわかってるよね?寝る前スマホがダメな理由
もう分かっていると思いますが、寝る前スマホがだめな理由はスマホから出るブルーライトが睡眠の量を減らし、質を下げるからです。
自律神経をご存知でしょうか?
2つの自律神経
- 緊張・興奮のための神経系である交感神経
- リラックスのための神経系である副交感神経
があります。
寝る前は普通であれば副交感神経が優位な状態です。
しかし、スマホから出るブルーライトを見てしまうと、交感神経が優位になってしまいます。
つまり、脳が興奮状態になってしまい、すぐに眠りにつくことができないのです。
また、スマホから出るブルーライトは質の良い睡眠に不可欠な「メラトニン」というホルモンを減らしてしまいます。
メラトニンとは
体を眠りへと導いてくれたり、良質な睡眠をとる手助けをしてくれるホルモン。
このメラトニンは、明るい光を浴びると分泌量が減り、反対に暗いところにいると分泌量が増えます。
つまり、ブルーライトによってメラトニンの分泌量は減ってしまい、睡眠に悪影響であることがわかります。
なぜなかなかスマホをやめられないのか
「寝る前スマホ」が睡眠に悪影響であることを分かっていてもなかなかやめられないですよね。
それはなぜなのでしょうか?
「スマホの習慣化」と「SNSの中毒性」という2つの要因が影響しています。
スマホの習慣化
スマホはすぐに情報にアクセスすることができたり、ゲームができたり、動画を見ることができたり簡単に欲求を満たすことができます。
なんでもできて、とても便利ですよね。
しかし、その万能さや手軽さからあなたはスマホを触ることが習慣になってしまっています。
この習慣を変えることは非常に難しく、やめようと思ってもついついスマホを触ってしまうのです。
SNSの中毒性
SNSには中毒性があります。
- 気になるあの人が情報を発信しているんじゃないか
- だれからいいねされたのだろうか
- 周りの友達は今何をしているだろうか
などと感じSNSを何度も開いてしまいます。
実際には、自分では意識していなくてもこのような心理が働き、スマホを開いてしまっています。
SNSというのは一見無意識に開いているようで、これらの感情を意図的に引き出し、アプリに誘導する仕組みになっています。
寝ようと思っても、SNSが気になってしまうのはSNSに感情をコントロールされているからなんです。
「寝る前スマホ」を完全に止める方法
結論は寝る前の習慣を変えるしかないです。
スマホが習慣化し、SNSに中毒性があるのなら、夜はスマホを触らない新しい習慣づくりが必要です。
僕がおすすめしたい寝る前の習慣は以下の通り
- 寝る前に風呂に入る
- お風呂に入る前に通知をオフにしてSNSは一時的に消去
- 風呂に入った後にストレッチか読書をする
寝る前にお風呂に入る
寝る前にお風呂に入りましょう。
理由としては、寝る前にお風呂にはいることで眠気を誘うことができるからです。
入浴は身体をリラックス状態にする副交感神経を優位にしてくれます。
リラックスをして眠気を誘導してあげることで、SNSを見たいという気持ちを打ち消すのがポイントです。
-
風呂に入るだけで疲労回復!スポーツ選手におすすめの入浴方法【超良質睡眠導入法】
続きを見る
お風呂に入る前に通知をオフにしてSNSは一時的に消去
お風呂に入る前に携帯の通知をオフにして、SNSは思い切って一時的に消してしまいましょう。
これをすることで、携帯の通知が気にならなくなります。
また、SNSを消すことでインストールをする手間が生まれ、寝る前はやめておこうという気持ちになれます。
SNSは夜見る必要ない
SNSは夜見る必要ないです。
なぜなら朝見ることができるから。
インスタグラムのストーリーは24時間以内であれば見れますし、twitterの情報だって夜しか見れないなんてことはないです。
気になるあの子からのdmだって、あなたが寝たことにしてしまえばいいんです。
「今見る必要はない。朝見れるんだ。」
意識的にこう考えることで、SNSを見たい衝動は多少抑えられます。
お風呂に入ってからストレッチか読書をする
お風呂に入ってからは、携帯の画面は見ないでストレッチか読書をしましょう。
ストレッチと読書はリラックス効果があり、副交感神経を優位にします。
つまり、眠りにつきやすくなります。
やることがないと携帯を触りがちです。
そんなときは、携帯の画面を見ずに読書やストレッチをして眠気を誘いましょう。
無意識になるまで、意識的に続ける
習慣を変えることにはストレスがかかります。
なぜなら、既存にある無意識を意識的に変えなければならないからです。
最初のうちはストレスがかかりますが、紹介した方法を意識的に続けていくとやがて新しい習慣になります。
新しい習慣になれば、日常的に良い睡眠をとることができ、日々のパフォーマンスもアップします。
とにかく続けて習慣化しましょう。
寝る前スマホを完全にやめたら最高だった
寝る前スマホをやめてよかったことは以下の通り。
- 寝る時間が増えた
- 睡眠の質が向上した
- 本当の意味のリラックスを知れた
- パフォーマンスの波がなくなった
寝る時間が増えた
「寝る前スマホ」をやめたことで寝る時間が増えました。
止める前までは、スマホの画面を何度も見て寝るのがかなり遅かったです。
気づいたら寝る予定の時間から2時間経っていたことも、、、
しかし、お風呂に入ってからはスマホの画面を見ない習慣ができたので、寝る時間は必然と増えていきました。
睡眠の質が向上した
これも同様に睡眠の話ですが、かなり睡眠の質が上がりました。
睡眠の質を決めるのは、眠りについてから最初の90分だと言われています。
寝ようと思ってからスムーズに睡眠に入ることができれば、最初の90分の質は高まります。
「寝る前スマホ」を止めるようになってから、かなりスムーズに眠りに入ることができ、睡眠の質を高めることができました。
本当の意味のリラックスを知れた
「寝る前スマホ」をやめるまで、スマホを見る時間が至福だと思っていました。
読んでくれているあなたも同じ気持ちなのではないでしょうか?
しかし、お風呂に入り、ストレッチをして読書をすると「これがリラックスなのか」と気付かされます。
身体の無駄な力は抜け、気持ちも非常に落ち着きます。
騙されたと思ってやってみてほしいです。
パフォーマンスの波がなくなった
私にとってこれが一番大事なことなのですが、プレーのパフォーマンスの波がなくなりました。
同じ習慣で睡眠に入れているのですから、波がないというは当然なのかもしれません。
しかし、この当然のことに気づけたのは選手として成長するために必要なことでした。
私はサッカーという競技ですが、仕事をしている方や他のスポーツ、勉強をしている方など様々だと思います。
やることは違いますが、どんなことをしていてもパフォーマンスに波がないということは非常に重要なのではないでしょうか?
まとめ:一番重要なことのために「寝る前スマホ」をやめよう
いかがだったでしょうか?
今回は
- 寝る前スマホがダメな理由
- なんでやめられないのか
- 「寝る前スマホ」を完全に止める方法
をご紹介しました。
正直、「寝る前スマホ」を止めることは、非常に難しいと思います。
スマホを見ている時間が多ければ多い人ほどやめるのは難しいです。
あなたにとって一番重要なことは何でしょうか?
あなたがやっている競技、仕事、勉強など色々あると思います。
「寝る前スマホ」をやめることを習慣化する上で、「自分にとって何が一番重要なのか」を意識することはとても重要ですし、効果的です。
「あなたにとって一番重要なこと」のために頑張りましょう。